内視鏡を鼻もしくは口から胃の中に入れて、電子スコープで、食道、胃、十二指腸を観察します。
鼻からの内視鏡検査は、吐き気が起こりにくく、今までの口からの検査でかなり辛かった人でも、少ない苦痛で検査を受けることができます。
又、静脈麻酔を使用した内視鏡も可能です。
当院ではEVIS
LUCERA ELITE (イーヴィス ルセラ エリート)という最新のオリンパス社製の内視鏡システムを使用しています。
上記に加えて、当院では早期のがんを発見するのに有用なNBIというシステムを導入しています。
この装置を用いることによって、特に発見しにくい早期のがんが発見されやすくなりました。
(症状)胃痛、胃もたれ、食欲低下、胸焼け、つかえ感、吐気など
(疾患)胃がん、食道がん、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、ヘリコバクター・ピロリ感染症、逆流性食道炎、胃ポリープなど
鼻からの胃カメラ(経鼻内視鏡) | (特に異常がなければ)5~7分間程度 |
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口からの胃カメラ(経口内視鏡) | (特に異常がなければ)3~4分間程度 |
| メリット
デメリット
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| メリット
デメリット
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当院では、患者さんと相談の上、
①経口内視鏡(口から、鎮静剤使用なし)
②経鼻内視鏡
③経口内視鏡(口から、鎮静剤あり)
①から③を検査前に選択して頂いております。
どちらの内視鏡が「自分に合った、苦痛の少ない内視鏡」であるか分からない患者さんも多いと思いますので、担当看護師に遠慮なく質問して下さい。
健康保険1割負担 | 健康保険2割負担 | 健康保険3割負担 | |
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異常なし | 約1,200円 | 約2,400円 | 約3,600円 |
組織検査あり | 約2,500円~4,000円 | 約5,000円~8,000円 | 約7,500円~12,000円 |
※診察料は含まれておりません。
※経鼻・経口内視鏡とも上記金額です。