クリニック案内

医院名
恵生医院
院 長
黄司 富彦
住 所
〒330-0071
埼玉県さいたま市浦和区上木崎4-8-15

診療時間
9:00 - 13:00、15:00 - 19:00 
土曜日午後診療時間は15:00~17:00となります。
※日曜日・祝日は休診日となります。

電話番号
048-824-7121

「どんな治療法があるの?」
「治療にかかる期間は?」

疑問に思う事、何でもご相談ください。

TEL 048-824-7121

動脈硬化症

近年、動脈硬化性の起因する疾患(脳梗塞、心筋梗塞、狭心症、大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症など)が増加しており頸動脈は動脈硬化の好発部位であることから頸動脈における動脈硬化を評価することは全身の動脈硬化の進行を把握するには有用です。

動脈硬化を予防するには、高血圧や脂質異常症、糖尿病といった生活習慣病が危険因子であるため、これらの疾患の予防・治療が重要です

当院では、頸動脈エコー検査とABI、CAVI検査の2種検査にて診断が可能です。

頚動脈エコー検査とは

  • 頸動脈エコーは、簡便で視覚的に動脈硬化の診断が出来る検査です。
  • 全身の動脈硬化の程度を表す指標を評価できます。また、脳血管疾患に対する評価も用いられます。
  • 動脈硬化を起こすと血管壁が厚くなったり硬くなったりします。その様子が画像で簡単に確認できます。
  • 被曝も痛みもありませんので、年月を追って動脈硬化の進み具合を知る事が簡単に出来、食生活の改善や運動療法、投薬などによる予防が可能です。

検査の仕方

  • この検査では仰向けに寝た状態で枕を外し、首の部分に、ゼリーを塗りプローブをあてて、検査をしていきます。
  • 左右合わせて数分程度で終了する簡単な検査です。痛みもありませんし、リラックスして受けていただけます。

動脈硬化の有無

  • 血管壁を観察して、動脈硬化の有無を調べます。
  • 血管壁は下図のように3層あります。

  • 第1層と第2層を内中膜複合体(IMC)と呼び、その厚さを計ります。
  • IMCの厚さは通常1mm未満です。1mmを超えると動脈硬化が示唆されます。
  • IMCは加齢と共に肥厚します。高血圧、脂質異常症、糖尿病、肥満などはIMC肥厚を加速させる危険因子です。

つまり具合の観察

  • 頸動脈の血管腔を観察します。総頸動脈の血管径は通常5~9mmです。
  • 動脈硬化があると、血管がつまったり、狭小化したりします。エコーで観察し、治療方針などを検討します。

プラークの観察

  • 1mmを超える限局性の壁隆起をプラークと呼び、プラークの破綻が脳梗塞などを引き起こす可能性があります。
  • エコーではプラークの大きさ、形状、表面、内部の状態(硬さ)などを観察し、治療方針などを検討します。

ABI検査とは動脈の狭窄や閉塞を調べる検査です

ABI(足関節上腕血圧比)検査は、足の動脈の狭窄や閉塞を調べる検査です。上腕と足首の血圧を測定し、比較することで動脈の異常を検出する。比率は、足首収縮期血圧を上腕収縮期血圧で求められるます。ABIは低い値が出た場合、動脈硬化が疑われる。また、CAVIの値と併せて評価することで、血管年齢を測定することも可能です。

CAVI(キャビィ)検査って?

自覚症状がないことから「沈黙の殺人者」と呼ばれる動脈硬化症ですが、簡単に発見できる方法があります。それが「CAVI(キャビィ)検査」です。

この検査では、あお向けに寝た状態で両腕・両足首の血圧と脈波を測定します。時間は5分程度で、血圧測定と同じ感覚でできる簡単な検査です。

結果もすぐに出るので、その場で医師からの診断が受けられます。

この検査では、つぎの3つを測定します。 

  1. 動脈のかたさ
  2. 動脈の詰まり
  3. 血管年齢

動脈のかたさ

動脈のかたさを表すのが「CAVI」です。動脈は血液を全身に送るポンプの役目を果たしていますが、ポンプの内側の圧力(血圧)が変化したときのふくらみ具合をみることによって、ポンプのしなやかさ、つまり動脈のかたさがわかるというものです。動脈硬化症が進んでいるほど、「CAVI」の値は高くなり、9.0を超えると約半数が脳動脈か心臓の動脈である冠動脈に動脈硬化症を発症しているという研究結果もあります。

動脈の詰まり (足の痛み)

足の動脈の詰まりを表すのが「ABI(エービーアイ)」です。足首の血圧を横になった状態で測定すると、健康な人では腕の血圧と同じくらい、あるいは少し高い値となります。しかし足の動脈が詰まっていると、腕の血圧に比べて足首の血圧は低くなります。そのため「腕の血圧」と「足首の血圧」の比をみて足の動脈の詰まりを診断するというもので、その値が0.9未満であると詰まっている可能性が高く、その値が低いほど重症になります。

また、その症状は「足の痛み」としてあらわれることが多いといわれています。

血管年齢

同じ性別、同年齢の健康な方の「CAVI」平均値と比べることで、「血管年齢」がわかります。「CAVI」が9.0未満であっても「血管年齢」の高い方は動脈硬化症の進行が早いと考えられます。